カラーセラピーの話

2019年が始まってもう1ヶ月が経とうとする頃ですが、2018年の余韻がまあまあすごい。自分でも驚くというか引くレベルで色々なことをしまくり、ここに書き記しておきたいことのストックがありすぎる。今更どこから手をつければ…という感じだけれども、今日の朝、簡易カラーセラピーのようなサイトがツイッターのトレンドに入っていたのでその話をしようと思う。思い立ったが吉日。

わたしは去年の秋、パーソナルカラー診断を受けた。美容垢コスメ垢が定着し、美容系YouTuberも人気の昨今。イエべ秋だのブルベ夏だの、女子なら一度は聞いたことあるんじゃないかな〜もしかしたら男子も。要は その人に似合う色をプロが診断しますよ！というもの。んで、わたしはパーソナルカラー診断と一緒に、カラーセラピーもしてくれるサロンさんを選んだわけです。それがも〜ヤバかった。パーソナルカラー診断→カラーセラピーの順番で受けたのだけど、パーソナルカラー診断が全て霞むレベルでヤバかった。

わたしが自分の心の調子を見極めるときに信頼しているものは色と夢。その日見た夢とか、なんとなく手が伸びた服の色とかで、ほぼ無意識みたいな心の動きに触れることができるのって本当にすごいな〜と思う。深層心理のあらわれが、わたしの場合、いつも色と夢にストレートにくる。だからカラーセラピーはずーっと受けてみたかった。結果、ヤバかったです。とにかく。

カラーセラピーとはなんぞや？というところから軽く説明すると、ざっくり言うと色を使った心理療法らしい。占いと違って、自分で選んだものの説明や解釈をセラピストさんがしてくれる、というものだからただの受け身ではないし、色彩心理学に基づいていて非科学的なものではないということ、押さえておいてほしい。わたしが行ったところでは、上の画像みたいな2層の色が入ったボトルを直感で数本選んで、それをセラピストさんが見てその色たちの持つ力や意味からわたしの人生を読み解いていく、という流れだったよ。

カラーセラピーの中で言われて衝撃を受けた言葉を挙げられる範囲でいくつか挙げると、

・わたしが並べたボトルを見て開口一番「お父さんに似てる？」

似てます。ねえ、なんで分かるの。（父性をあらわす色のボトルを選んでいたらしい）

・「自分に求める理想は高いけどは他人とは比べないよね？」

はい。ねえ、なんで知ってるの？ねえ。

・「隠れても目立っちゃうタイプだけど、まあ隠れる気もないでしょ」

言われて笑った そうですね！！いやだからなんでバレてんの？

・「自分を犠牲にしてまで人を助けてしまおうとする節があるよね。自分の充電を100％にすることよりも周りの人のことを請け負ってしまうでしょう。でも今は自己愛が強く出てるね」

みんなやりたがらないしとりあえずリーダーやっときゃいいんでしょわたしがやればいいんでしょと背負い込んで結局爆発してばかりだった中高生の頃のことも、いろいろ突き抜けて自分のことを愛せるようになった今のことも全部バレてる。ねえ、色、ヤバくない？深層心理、恐ろしくない？ドンピシャで読み解く先生も強い。

・「努力ができない」というわたしの悩みに対して「だってあなたはする必要ないもん」

あなたは直感と心に従って進んでいく人だから、コツコツ努力をすることよりもピュアな気持ちで前に進んでいくほうが大切だと言ってもらえたこと、あーわたしはそれでいいんだなとコンプレックスがひとつ昇華された。人には人の生き方！と、また一段階割り切れた瞬間。ひたむきに努力を重ねられる人は格好いいし、新しいものにどんどん飛び込むわたしも格好いいよ。みんな格好いいよ！！

そんな調子で、ひたすらに色を通して見える自分の心と向き合い続けた時間。昔からずっと心の奥底で持っていたけれど、誰にも言ったことはなかったような気持ちをさらっと言い当てられるようなこともあり、わりとずっとボロ泣きだった。（笑）心の洗濯。理屈抜きで心がそのまま自分の目の前に出てくるなんて機会、生きててそうそうない。ほんとうに貴重な体験をした。自分の深層心理の中では、もういなくなっていたつもりの自分がまだ息をしているんだなと気がついたし、新しく生まれようとしている自分ももちろん棲んでいるし、過去未来現在すべての自分としっかり出会い、手を取り合えたような感覚。

ちなみに先生には「ちゃんと全部見せるって気持ちつくって来てくれたね〜」と褒めてもらった。見せる側の気持ちができてないと、選ぶボトルに心の壁がもろ反映されるからうまくいかないんだろうな。

そんなわけでカラーセラピー、半端じゃなかったです。これを機に今まで以上に色のことを意識するようになったし、もっと色が好きになった。興味があって、自分を変えたいなとか知りたいなとか思う人はぜひ行ってみてほしい。

では！