euphoria

音楽と人生と情緒

dawn

 

 

『遅れた飛行機で 朝焼けみたいな夕暮れ 街のあかり見ながら 好きな人のこと考えて聞く 天国 が良すぎて半泣き』

 


iPhoneのメモを遡ったら出てきたいつかのわたしのつぶやき。忘れもしない4月5日のこと。

あの日から今まで、言葉にし切れないくらい色々なことがあった。振り返ると情緒の洪水。ひとつひとつ手に取って、改めて向き合うにはもう少し時間が必要だなと思う。


下半期が終わったからといって、何かが変わるわけでも、終わるわけでも、始まるわけでもない。

でも、久しぶりに聞いた『天国 / 山田大介』がやっぱり沁みて、この漠然とした気持ちを漠然としたまま形にしておきたくなってしまったので。

 


誰かに対して幸せになってほしいと願うこと、自分が幸せにできたらと思うこと、笑っていてほしいと願うこと、笑わせたいと思うこと。

そんな心の動きを、皆はなんて呼ぶんだろう。

エゴとか、自惚れとか、勘違いとか、もしかしたら愛とか、いろんな単語が泡のように浮かんでは消えていく。

矢印の方向だってたくさんあって、ただ今ここにある情動だけが事実なのに、どうしても名前や正解を求めてしまうから落ち着かない。愚かだってわかっていても、なかなか止められないけれど、まあ、無理して止める必要もないか

 

 

きっと一生こういうことを考えて生きてくんだろうな。

 

 

もっと器用に、うまく、それなりに生きれたらなんて思うたび、すぐに撤回して、苦しくてもこの人生がいいと唇きゅっと結び直して、前向いて、ここまで来たので。まだ20歳のくせに悟ったような顔して。でもいつ死ぬか分からないし。一日一日を悔いなく、なんて実際無理な話でも、せめて好きだと思う人、信頼できる人、尊敬する人に対してくらいは誠実でいたい。

頑張ろ。

 

 

 

 

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天国

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